※ちょっと考えが変わったので、最後に追記しています。
「昇進のために、また英語を勉強しなきゃならなくなった…」
「やっぱり基礎レベルの英語力ないとビジネスに支障出るな」
「よし、もう一度気合いを入れて英語を勉強してみよう!」
と意気込んでいるとします。その一方で、もしあなたが学生時代は英語が嫌いで全然勉強しなかったとします。となると、やはり「中学英語から復習する」という選択をすることになります。
その場合、私が語彙力アップのために活用すべき教材としてオススメしているduo 3.0なんかを利用すると、「うわぁ、これはしんどいわ…。」「やっば、英語は無理なんかな。。」などと挫折してしまう可能性があります。
ですので、今回は、
- 学生時代は英語と相性が良くなかった。
- 基礎の基礎から英語学習を再開したい。
- 英単語暗記はしんどいので、できるだけ効率的に行いたい。
などの想いがありつつも、なかなか英語学習が捗っておらずにお困りのあなたのためにオススメのアプリを紹介します。
中学英語「絵で見て覚える基礎英単語」というアプリがオススメです。
まずはコレですね。脱力系のコミカルな絵が特徴的な、イラストで覚える系の英単語ですね。イラストで覚えるという暗記法は、記憶の特徴を考えるととても理にかなっています。「え?どうしてなん?」と感じられた方は、以下の記事で詳しくお伝えしているので、大人のための記憶術を確認してみてくださいね。記憶は一生モノですので・・・。
上の記事で書いている池谷裕二さんだったり、TED Talkで語られる記憶術の理論から演繹的に導き出されるのが、「絵で覚えるのは、オススメ」ということなんですね。ですので、ここで紹介している「絵で見て覚える基礎英単語」はオススメアプリなんですね。特に、「基礎というタイトルがピッタリやなぁ」って感じるくらいとても易しい単語を扱っているので、中学英語から復習したい人にオススメというわけです。また、シンプルな作りになっているので、使いやすさという点でもオススメのアプリです。
ただ、ちょっと有料部分での課金が多いので、それに嫌気が指す可能性があります。(詳しくは追記部分でお伝えしています。)
mikanは中学英語の再学習にもオススメです。
mikanは既に触れたことありますね。
mikanはめっちゃオススメです。暗記において大事な「反復」が効率的に行われるように設計されています。ですので、あなたはただテストすれば良いわけですね。mikanはとても優れています。なので、私も自信をもってオススメできる英単語アプリの一つです。特に、試験ごとに学習する英単語が分類されているのはVery Goodです。試験が目的の人は、「出る単語」を勉強しないと意味ないですからね。(まあ、試験重視な点は、「英語を使って学ぶ」だとか「英語を使って稼ぐ」といった実行フェーズを重視する「英語飯」のConceptとはちょいずれますが…。)
ただ、インプットの時点においては、やはり「絵で覚える系」の英単語アプリの方がオススメです。それは、記憶を大別すると、
- インプット
- 保持
- アウトプット
の3段階が分けられますが、インプットの情報が有機的に連関しているほど保持が楽ちんになるからです。
とは言え、ただ無理やりインプット量を増やすのは逆効果です。だからこそ、mikanは、使い方によっては「詰め込み学習」となりうる可能性があります。ですので、テストだったり実際の場だったり、どこかしらの場面ですぐに使う機会がない場合には、「ん〜、なかなか覚えられない・・・」と感じてしまい、挫折につながりかねないのでご注意くださいね。
「6000単語」はオススメだけど、注意点があります。
最後にオススメするのが、英単語6000というアプリです。これ、機能面で言えば、一番最初に紹介した「目で見て覚える基礎英単語」よりも優れています。様々な機能がついてるんですね。
- 英単語スペル
- ネイティブスピーカーの音声
- 画像
- 発音記号
- 発音チェック
- リマインド(学習お知らせ)機能
- 自動スライド
などなど。
なので、「え、単語6000の方が、さっきのやつより良いやん!」と感じられる方もいるでしょう。しかし、多機能ってのは必ずしもいい面ばかりではありません。というのも、色々できちゃうと「選択コスト」がかかっちゃうからです。「あの順番でやろう」とか「この順番でやろう」とか、「この機能使ってみよ〜」とか「このレベルの単語も勉強しよ〜」とかって感じですね。
とは言え、単語6000についている機能は、どれも英単語学習に役立つ機能です。なので、
- イラストチェック
- スペルチェック
- 発音を聞く
- 発音してみる
という具合に学習フローを最初に決めてしまうことで、選択コストで余計なエネルギーロスをするのを避けるようにしながら上手に活用したいですね。
【追記】「中学英語」にフォーカスするなら「6000単語」がベストかもしれないです…。
「この世にフリーランチはない」という言葉があるように、なんでも無料でこなそうとする人は実はめっちゃ損しているだとか、ピターッとお金にしか視線が向いてないために損しているということは往々にしてあります。なので、別に無料=善というつもりはありません。これを前提に以下を読み進めてください。
上であげた3つのアプリを使い比べていたところ、「6000単語」は初心者レベルの英単語≒1000語レベルの単語までは、無料で利用できることが確認できました。なので、「中学英語」の習得を目標にしているのであれば「6000単語」がベストなんかも…?と感じるようになりました。というわけで、ここからはそのような考えに至った背景をお伝えします。
「6000単語」の具体的な料金体系は、
- 広告あり+1000語レベルのみ:無料
- 広告をなくす:500円
- 3000語レベル:1200円
- 6000語レベル:2300円
となっています。で、あなたが今、目標としているのは「中学英語」の習得じゃないですか?となると、基本的には0円で、1円もかけることなく自分の目標に適した学習ができる「6000単語」はピッタリなんですね。この見出しの冒頭でお伝えしたように、なんでもかんでも0円で手に入れようとする姿勢は、結局は自分が損することにつながります。ですので、無料に固執するのはあまりオススメしません。
でも、学習中に「ここから有料です」となって決済の手続きのために学習をストップするのも非効率です。いや、もちろん決済の手続きなんて一瞬です。でも、人間は感情で動きます。人間もやはり生物ですからね。となると、論理的に考えるとそこまで大きくない障壁―決済の手続き―ですが、この障壁があなたの学習にストップをかけてしまう可能性があります。
以上のような背景から、「中学英語」までは無料で学習できるというのは、実はかなり大きなメリットなのではないかと考えたというわけですね。もちろん、それぞれを使い比べた上で、「自分はこれが好き〜」と思うのを選択するのがGoodですので、合わないのであれば「6000単語」を無理に選ぶ必要はないですからね。
ではでは、今回は以上となります。