こんにちは、橋本です。
今回はランチェスター戦略的勉強法と称して、
「捨てる」ことの重要性について語っていきます。
今回の記事が役に立つのは、
- TOEICに限らず、テストではいつも時間がなくなっちゃう人。
- たくさんの資格を持っている人の秘密を知りたい人。
- 最短でTOEIC800を取りたい人。
- TOEIC600、700台で停滞しており、後から勉強をスタートした人に抜かされている人。
- 努力はしているのになかなか成果が上がらない人。
などですかね。
また、ランチェスター戦略という概念は、ビジネス的な応用もできるので、
就活のときや社会人になってからのビジネスの場でも役に立つと思います。
というわけで、ランチェスター戦略的勉強法が気になる人は、
以下を御覧ください。
【ランチェスター戦略的勉強法って何?】
きっとこういう風に思う人ばかりでしょう。
私が勝手に作った造語なので知らなくて当然です。
ランチェスター戦略ってのは兵法の一つです。
この戦略論にはいくつかの理論があるのですが、
今回私がお伝えする勉強法に応用するのは「弱者の戦略」です。
弱者の戦略の基本は、
一点集中主義です。
つまり、リソース(労力・時間・お金など)を一つのことに投じる戦略ですね。
この考え方を勉強法に応用するというのが、
ランチェスター戦略的勉強法です。
というわけで、アウトラインをお伝えしたところで、
- 何故ランチェスター戦略的勉強法をTOEIC600以下の人が導入すべきか。
という点についてお伝えしていきたいと思います。
【何故ランチェスター戦略的勉強法をTOEIC600以下の人が導入すべきか。】
何故ランチェスター戦略の考え方は、
TOEIC600以下の人と親和性が高いのでしょうか?
これは、TOEIC600以下の人の最大の特徴を根拠にした考えです。
私の考えるるTOEIC600以下の人の最大の特徴は、
「まだ英語の基礎力が欠けている。」です。
つまり、つなげるべきシナプスが圧倒的に欠けているのです。
「ん?シナプスって何?」というあなたは、
以下の記事を参照すると話の主旨が分かるので、チェックしてみてください。
【TOEIC単語】未暗記を覚えるにはシナプスが重要?!
ただ、このシナプスの話を端的に説明すると、
「知っていることが多いほど、色々なことを理解できるということ」
となります。
関連知識が充実すればするほど、色々なことが「つながって」くるので、
その分理解が早くなるというわけです。
ここでTOEIC600の人の現状を加味して考えると、
「つなげる元となる情報・知識を増やすことが最初にすべきこと」
という具合に投下すべきリソースがとても明確です。
そのため、TOEIC600以下の人は、
ランチェスター戦略的勉強法と相性が良いというわけですね。
というわけで、できそうなところからしらみつぶしに
どんどん「できる」箇所を増やしていくという戦略をとっていくといいでしょう。
【ちなみに】
ランチェスター戦略は、
- タイムマネジメント
- テスト時の取り組み方
などにも有効であると思われます。
タイムマネジメントに関しては、
「自分のやれることに優先的に時間を投下する」
という応用の仕方があります。
また、テスト時の取り組み方で言えば、
「わからない問題を速攻で捨てるようにする」
という応用の仕方があります。
さて、それでは最後にランチェスター戦略を応用する際の注意点を述べます。
その注意点というのは、
自信と慢心を峻別するということです。
つまり、「自分はできる」という思いと、
「自分はすごい」という思いは違うということです。
これを意識していないと、「あれもできるな。よし、あれをしよう。あ、これもできるな。これもしよう」
と浮気な態度で勉強に取り組むことになると思います。
つまり、いつの間にかランチェスター戦略から離れた、
非効率なリソース配分をしてしまう状況になるということです。
ですので、ランチェスター戦略を応用する際には、
自分の得意を見極めるとともに、それ以外を「捨てる」意識を持つべきなのです。
というわけで、この意識をもったうえで、
是非ともあなたの勉強にランチェスター戦略を応用してみてくださいね。