こんにちは、根本です。今回は【TOEICパート5.6対策】知ってるだけで確実に短文穴埋め問題でスコアに差がつく3つのポイント!の第2弾ということで、“動詞”についてお話ししていきたいと思います。内容は、以下の3つですね。
- よく出る動詞の接尾語
- 動詞が入る位置
- 動詞の種類
よく出る動詞の接尾語
- ate(例:transrate-翻訳する)
- fy(例:qualify-資格を与える)
- ize(例:organize-組織する)
- en(例:frighten-怖がらせる)
問題の選択肢の単語の語尾に上記が付いていたら、もし知らない単語に出くわしても、動詞と判断できるわけですね。どこかで絶対に役に立つので、これを機にしっかりと覚えておきましょう。
動詞が入る位置 
1.文章中
2.節中
3.句中
4.動名詞
上の1文目のstudiedは、文章内に動詞があるパターンですね。2文目のbrokeは、that節内にある動詞(thinkは文章全体での動詞)です。3文目のplayはTo不定詞の名詞句内にある動詞(isは文章全体での動詞)です。よく、いろんな参考書や問題集では、文章全体の動詞を表す時はV、節や句内の動詞はV’と表現するのを見たことがあるかと思います。このように動詞は文章・節・句に必ず1ずつ入っています。逆に言うと、それらの中に動詞は1つしか入っていてはいけないんですね。ということは、文章を読んでいて文の中に動詞が2つあるなって思っても、それは絶対に何かがおかしいです。違った節の中にあったり、句の中にあるやつだったりするわけなんです。
動詞の種類
- 自動詞
自動詞は動詞の後に名詞が来ない動詞ですね。そして、自動詞は第1文型(SV)・第2文型(SVC)で使われ、その動詞の後には何もこないでピリオドが打たれるか(あまりないですが)、副詞・副詞節・副詞句が続くことがあります。上の例文を見てみましょう。1つ目の文章は、第2文型(S:My father V:became C:the president)となっていますね。2つ目の文章は、第1文型(S:He V:lived)です。でも、副詞句(in Tokyo)と副詞節(when he was a young)という余分なものがついちゃっています。こういった余分なものを取り除いていくと、He livedという第1文型の骨組みが残るようになっています
- 他動編

他動詞は自動詞の逆で、動詞の後に名詞・名詞句・名詞節が来ます。そして、他動詞は第3文型(SVO)・第4文型(SVOO)・第5文型(SVOC)で使われます。では、上の例文を見てみましょう。この文章は、他動詞thinkの後に名詞節(that)がきている、第3文型です。そして、thatの中も第3文型(S:she V:marry O:John)になっていますね。こういった、自動詞・他動詞も普段から気をつけてやっていくと文章が読めるようになっていきます。