どーも、根本です。今回は、TOEICのPart7対策には精読が必要なのか、それとも速読が必要なのかということについて書いていきたいと思います。
精読と速読の違い
- 精読とは
まずは、精読についてですね。精読は、1文1文丁寧に読んでいく対策になります。単語の意味を確認することはもちろん、第何文型なのか、どういった構文が使われているのか、修飾語が何を修飾しているのかといったことなども確認しながら丁寧に読んでいきます。
- 速読とは
一方の速読とは、字の通りですが、速く文章を読む訓練ですね。具体的には、字数であれば1分間に1000字程度、単語数であれば200単語程度読めれば速いと言われています。(ちなみに、日本人の平均は1分間に400~600字だそうです。)
精読と速読のどちらが必要なのか
これまで精読と速読について書いてきましたが、TOEICのPart7対策には果たしてどっちの対策が必要なのかということが問題ですよね。それは今の実力にもよるので一概にはいうことはできませんが、1つの基準としては、文章を左から右へ返り読みせずにスラスラ読めるかどうかということを挙げることができます。文章を左から右へ読めないということは、文章の構造が理解できていないことが原因なので、そういった場合はまずは精読をしていったほうがいいと思います。もちろん、簡単な文章(単語や文型、構文などを理解できている文章)に関しては、何もする必要はありません。そういった文章以外は、1つずつ丁寧に読んでいく必要があります。このような対策をしていくことで、特別に速読の訓練をしていかなくても、普通に文章を速く読めるようになっていきます。
(そもそも論になってはしまいますが、速読をしていくにしても、読む文章の構造などがよくわからないままただ速く読んでいっても、また同じような構造の文章に出会っても読めないのでほぼ成長していきません。ハードル選手が、毎回ハードルの横を通り過ぎる練習をしているような感じですかね。例えが下手すぎる笑)
具体的なPart7読解対策
それでは最後に、Part7の英文を左から右へスラスラ読めるようになるための対策について書いていきたいと思います。まずは、公式問題集を普通に解いていきましょう。すると、読めない文章に出くわすことがありますので、それに印をつけていきます。全問解き終わって、答え合わせまでしたら、印をつけた文章の構造を細かくチェックしていきます。単語の意味が原因で読むことができなかった場合は、単語の意味を調べて暗記するだけで結構ですが、文型、構文、修飾語(どの単語を修飾しているのか)などが原因の場合は丁寧に確認していくが必要になります。こういったことをノートにまとめていきます。どうやってノートにまとめていくのかということについては、長くなってしまうので、また後日、別の記事でお伝えしていきたいと思います。
ということで、今回はTOEIC Part7は精読が必要なのか速読が必要なのかということを書いてきました。TOEICは時間が厳しいので、速読をしていかなくてはいけないと思ってしまいますが、英文を左から右へスラスラ読めない場合は精読をやっていきましょう。