どーも、根本です。新年度になったということで、TOEICを始めた、あるいはこれから始めようかなと思っている方も多いのではないでしょうか。これからTOEICの勉強をやっていくにあたって、特にリスニングは壁にぶち当たる方が多いと思います。(僕もかつてそうでした)
ということで、今回はリスニング対策に効果的な無音カットの音源について書いていきたいと思います。
無音カット音源のメリット
無音カット音源を作ることによって、次のようなメリットがあります。
- 一定時間内に聞くことのできる英語の量が増える
- 情報処理力を鍛えられる
無音の部分をカットするので、その分音源が短縮できます。今回は、新公式問題集の Vol.1テスト1のパート3.4の音源を使って、無音カット音源を作ってみました。すると、31分34秒だったのが、18分09秒と1/3以上も削られていました。
2つ目には、情報処理力を鍛えられるということをあげました。これは無音部分がカットされた分、どんどん次に進んでいってしまい、素早い理解(情報処理)が必要になってくるので、この無音カット音源でリスニングをしていると通常の音源での理解がしやすくなるということにつながっていきます。
パート3.4の音源の無音をカットすることによって、以上のようなメリットがあるんです。
無音カット音源の作り方
他にもやり方はあるかと思いますが、僕は、Audacityという無料アプリで作成しました。
(こちらからWindows版かMac版を選択の上、右上の緑のダウンロードをクリックします。)
今回は、Macのパソコンで2つの音源(公式問題集vol.1のpart3とpart4)を用いて無音カット音源を作成しています。まずは、以下の画面に音源をドラッグ&ドロップします。
その後、編集しやすいように画面上の【表示】から「全てのトラックの縮小」を1回、「縮小」を2.3回クリックしておきましょう。
すると上の写真のようになります。その後、全てのトラックを全部選択して【エフェクト】から「無音を短縮」クリックします。
すると、音源が短縮されますので短縮されたら、大丈夫です。次に2つのトラックを結合させるのですが、2つ目のトラックの最初から最後までを選択し、それをコピーします。その後、トラック1の後ろにペースとします。
こんな感じになります。こうなったら、2つ目のトラックは「×」印で消してしまってください。(無音をカットする前に、トラック1の後ろにトラック2の音源をコピペしてしまっても構いません。)そして、【ファイル】から「オーディオの書き出し」を選択します。
すると、上記のようになりますのでお好きな名前に変更し、保存をクリックしてください。フォーマットに関してですが、MP3での書き出しはできなかったと思うので、デフォルトのままで大丈夫です。最後に、作成したファイルをiTunesに追加して
【ファイル】→【変換】→【MP3バージョンを作成】をすると完成です。最初は、時間がかかってしまうと思いますが、慣れればすぐに作成できると思います。
※Audacityで1.3倍速にしてしまうと音が悪くなってしまった(愛用のMacBookがヘリウムガスを吸ったような感じ)ので、ウォークマンで1.25倍速または1.3倍速で聞かれた方が良いかと思います。各種設定→音楽設定→DPC(スピードコントロール)→×1.25の順番で設定することができます。
アマゾン等でも中古であれば1万円もしないくらいで買えると思うので、これを機にウォークマンを購入して、無音カット×1.25倍速でリスニング対策をしていきましょう。