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攻略

短母音の発音を練習しよう【1ヶ月英語発音攻略シリーズ】

2017年5月20日 by 石崎力也

どうですか?

母音の発音の理論は捉えられましたか?前回お伝えしたのは、あくまでもエッセンシャル版です。でも、それでもやはり、なかなか消化しきれない部分もあるかもしれません。正直、理論だけ知ってても実践できない場合があります。それって、なんかさみしいですよね・・・?(なんだか、イメトレばかり先行して、実際には決められないスリーポイントシューターみたいな感じですよね。やっぱ、大事なのはバランスです。「理論」↔「実践」のどちらも大事です。)

ですので、今回からは「実践」にフォーカスして、具体的に単語を取り上げながら、練習していきましょう。※今回からの一連の記事を書く際に参考にしたのは、こちらの本とこちらの本です。(とても素晴らしい本ですので、ぜひ参考になさってください。)

なお、この記事で取り上げるのは、母音の中でも「短母音」です。ですので、「長母音」とか「二重母音」の発音について知りたい人は、次回以降の記事をご覧くださいね。(※便宜上、「短母音」とか「長母音」とか使っていますが、説明の中では、できるだけ簡単な表現を用いるのでご安心ください。)

では、早速見ていきましょう。

フォニックスでappleのaの発音を攻略!

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Help_talk:IPA_for_English/Archive_11

最初は、appleのaの発音です。この発音は、発音記号としては左側の上から4番目に位置しているやつです。なんだかaとeが合体したような形をしていますね。

さて、ここからは、実際にaをどのように発音の練習をするのか、その手順の説明に入っていきますね。

  1. スマホやPCなど、appleの発音が聞ける電子機器を準備する。
  2. 大きく口を開けて、日本語の「あ」と発音してみる。(この時、舌先が口の下側にあることを意識する。)
  3. 少しずつ口を閉じながら、舌先を少しずつ上に上げていく。
  4. 2.3を繰り返しながら、1で準備した音声を聞くことで、発音の仕方を理解する。

或いは、「え」と発音しながら、「舌先の位置」と「口の開閉」を意識して、appleのaと同じ発音を見つけるのもありでしょう。さて、それでは、次の単語を読んでみてください。

  • cap
  • bag
  • sat

どうでしょう?一気に、ジャパニーズイングリッシュっぽさが抜けましたよね。

フォニックスは、共通項をくくって作っていくものです。なので、これからあなたがaを見たら、まずはappleのaの発音で発声してみるようにしましょう。(ここで、例外や他のルールとの対立に目が行きがちの人もいるかもしれません。でも、言語はファジーなものなので、「テキトー」に「だいたいこのくらいのルールで行けるんやなぁ」くらいの心持ちで取り組むほうがHAPPYですよ。本当に。)

フォニックスでendのeを攻略!

 

出典:上と同じです。

endのeは、日本語の「え」ととても似た発音です。あえて、意識するならば、少し口を横に開いて「え」と言うようにすれば良いとアドバイスされることが多いです。

「eみたいな形の発音記号」と「Eみたいなの形の発音記号」は、現代では、ほとんど使い分けがされていないようなので、シンプルに「え」のような発音でOKです。(ちなみに、韓国語には、これらそれぞれに対応する文字がありますが、韓国人の友人曰く、別に発音を意識的に分けていないと言っていました。)

では、練習です。

  • end
  • bed
  • let

では、次を見ていきましょう。

フォニックスでsixのiを攻略しよう!

出典:上と同じです。

さて、次はsixのiです。これは、先ほどのeとは異なり、ちょっと注意が必要です。上の図では、iは舌先が上の方に来ているように書かれています。しかし、日本語の「い」と比べると、iは「え」に近い場所に位置しています。関係性としては、以下のような感じです。

  • い―i―え

ですので、eのように口を横に開く意識をもってiを発音すると良いでしょう。

なお、このような背景があるために、

  • six-sex
  • pit-pet

などの聞き間違いが、日本人のEnglish learnerには起こりやすいと言われているそうです。(とは言え、日常生活にはコンテクストがあるので、語彙力などが不足していない限り、このようなことは起こりにくいでしょう。)

フォニックスでpotのoを攻略しよう!

出典:上と同じです。

次も、私たちにとっては、少し馴染みが薄いです。「馴染みが薄い=難しい」となりがちですが、実際には、練習すればすぐに慣れるので、「理解→意識して練習」へと移っていきましょう。

さて、そのために、まずはここできちんと理解しておきましょう。potのoは日本語の「お」とは対応しないので、どんな発音なのかをきちんと理解しないと、今後oの発音ができません。ここまで長い説明でお疲れかもしれませんが、もう一度、集中力を高めて御覧ください。

potのoを発音を練習する手順は以下の通りです。

  1. スマホやPCなど、potの発音が聞ける電子機器を準備する。
  2. 大きく口を開けて「あ」と発音する。(舌先が前方・下側に位置していることを感じましょう。)
  3. そこから、舌先を後ろに引いていきます。この時、下側のままにしておくのがポイントです。
  4. 2.3を繰り返しながら、1で準備した音声を聞くことで、発音の仕方を理解する。

どうですか?できましたか?これで、日本語の「お」と、英語のoは異なる音であることがわかりましたよね。

  • top
  • dot

などを用いて練習しましょう。

フォニックスでcutのuを攻略しよう!

出典:上と同じです。

cutは日本語でも「カット」ってカタカナ語があるので、馴染みがありますよね。実際、cutのuは「あ」に近い音です。違いとしては、「あっ」という驚いた時にでるような短い音であるという点が挙げられます。ポイントは、短い音というところですね。

aやoは比較的長い音ですが、これらと比べるとuは短い音であるという特徴があります。ですので、「あっ」と驚いた時に出るような音を意識して、cutのuを練習しましょう。

  • cut
  • bug
  • tub

さて、以上がフォニックスで攻略〜短母音編〜でした。(他の母音や、bookなどの音声学的には短母音にカテゴライズされるものの若干異なる発音については、次回以降の記事でお伝えしますね。)

Filed Under: 発音 Tagged With: 1, シリーズ, 攻略, 発音, 短母音, 練習, 英語

早く知りたかった、日本語の母音の発音との違い【1ヶ月英語発音攻略シリーズ】

2017年5月19日 by 石崎力也

一瞬です。

びっくりするくらい、劇的に発音良くなります。英語と日本語の母音の発音の違いを知れば…。

あ、もちろん、いつもお伝えしているように、

  1. 知らない
  2. 知る
  3. 理解する
  4. 意識して使う
  5. 無意識でも使えるようになる

という各フェーズは、ここでも通ります。5番がいわゆるネイティブスピーカーとか帰国子女やめっちゃ練習を重ねたHard Learnerの英語の発音なわけですが…。まあ、ここに行くのは結構しんどいです。

でも、4番のレベル、つまり、「意識して使う」というレベルであれば、私でも行けました。というか、ちゃんと理解しさえすれば誰でもきれいに発音できるようになります。本当に。

さて、気になりますよね?OKです。ここから、「日本語と英語の発音の違い」についてお伝えしていきます。今回は、音声学的な要素が強く、ちょっぴりアカデミックなお話もあります。でも、出来るだけ分かりやすくお伝えしていきますね。

※とは言え、今回は「理論」的な話が多いので、「早く実践に移りたい!」というあなたは、次回以降の記事をご覧ください。(次回の記事→短母音の発音を練習しよう【1ヶ月英語発音攻略シリーズ】)

Cardinal Vowelsで音を視覚化しよう。※注意点もあります。

まずは、下の図を御覧ください。

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Daniel_Jones%27s_18_Cardinal_Vowels.svg

上の画像は、音声学者のDaniel Jonesが明らかにした、「Cardinal Vowels=基本母音」という概念をビジュアル化したものです。解説がないと全く意味がわからないと思うので、簡単に解説しますね。(ここでは、アカデミックな厳密さよりも、分かりやすさを重視しているので、「Ellis、Billは?」と感じられる人もいるかもしれませんが、どうぞご理解ください。)

上の画像は、「舌の位置」と「唇の形」という観点から、どのような舌の位置、唇の形にすれば、IPAで表記される発音記号と同様の音を発せられるのかということを理解するために、役に立つ図です。※IPA=国際発音記号

注意点としては、Cardinal Vowelsは、「英語の発音をするためのもの」ではないということです。ですので、別に英語の母音の発音に最適化して作られているわけではありません。しかし、この図に対応するように「舌の位置」と「唇の形」を整えることで、「あなたが英語の母音の発音の練習時に聞く音」、「自分が発している音」がどのような音なのかを客観的に認識することができます。それも視覚的に。

日本語と英語の母音の発音の違いは?

さて、ここまでは前提のお話です。(まあ、「前提」と言いつつも、上の話を理解し、意識して練習に移り、何度も反復していけば、それだけで発音はキレイになります。)

ここからは、いよいよ本題である日本語と英語の母音の発音の違いについて理解していきましょう。まずは、日本語の母音のIPAを見てみましょう。以下はWikipediaの日本語のIPAに関する英語の項目からの引用です。ちょっと長ったらしいので、読むのが面倒くさい人は、「注意点2の解説」の次の行から読み進めてください。

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA_for_Japanese

注意点

  1. In many dialects including the Tokyo dialect, the close vowels /i/ and /ɯ/ becomes voiceless (marked by a ring under the symbol) when placed between two voiceless consonants or, unless accented, between a voiceless consonant and a pause.
  2. There is no simple symbol in the IPA for Japanese u, which is not rounded [u] or unrounded [ɯ] but compressed [ɯᵝ]. The labial spreading diacritic is an extended IPA character.
    Jump up

注意点1の解説:日本語の「い」と「う」の発音は、必ずしもIPAで表記している発音とは一致するわけではありません。無声音に挟まれたり、無声音とポーズで挟まれたりする場合に、音が発せられなかったりすることがある。

注意点2の解説:日本語の「う」の発音は、IPAが作成した発音表の記号の中にカテゴライズできない特徴があります。(先ほど、お伝えした英語のために最適化されているわけではないのと同様に日本語のために最適化されているわけではありません。)

 

さて、ちょっと長ったらしい説明でしたね…。でも、ポイントはシンプルです。「日本語の母音のIPAを頭の片隅においておいてほしい」ということです。さて、この母音のIPA一覧表。英語ではどんな風になっているんでしょうか?それが、以下になります。

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA_for_English

ヤバくないですか?めっちゃ多いですよね?しかも、日本語の母音のIPAと一致していないものがたくさんあります。。。

日本語と英語で母音の発音の違いは大きい。だからこそ…

はい、ここまでの説明をまとめると…。

  • Cardinal Vowelsというめっちゃ便利なアイディアを知っておこう。
  • 日本語の母音と英語の母音は違いがある。

という話でしたね。

前半で示した画像を活用して、「舌を手前に位置させるか、それとも、奥に位置させるか。また、上の位置させるか、下に位置させるか。」とか、「唇を丸めるのか、それとも丸めないのか」などを意識することで、日本語とは異なる点の多い英語の母音の発音を矯正していきましょう。

ちなみに、これらを意識して練習すると、自然とダイナミックに大きく口を動かして発音するようになります。(最後に、ちょっと余談+完全なる個人的な見解ですが、この身体の変化=ダイナミックに口を動かすようになることが、いつの間にか、自信をもって話せるようになっているという精神の変化をもたらすのではないかと推察しています。)

では、次回もお待ち下さいね。

補足:フォニックスを活用して、母音を順番に攻略しよう。

今回の話は、ちょっと理論的な話が多かったかもしれません。ですので、実践という部分を考えると、なかなかアクションを移しづらい部分もあるかもしれませんね。そこで、次回は、「フォニックスと母音」についてお話をしていきます。少し厳密さはなくなりますが、そもそも言語は良くも悪くも「ファジー」だし「テキトー」なもんなので、「理論」↔「実践」をバランスよく取り入れていきましょうね。

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有声音と無声音の違いを知ろう!【1ヶ月英語発音攻略シリーズ】

2017年5月18日 by 石崎力也

「有声音と無声音」。

なんだか、テクニカルタームっぽくて、堅苦しいような印象を受けるかもしれません。でも、これらの違いを認識するのはめっちゃ大事です。本当に大事です。正直、有声音と無声音をきちんと理解し、実際に練習してみるだけでも、発音は良くなります。

というわけで、「ドラスティックな変化を実感したい!」という人は、ぜひ読み進めてください。

有声音と無声音、違いは何?(知るだけでも、だいぶ変わるはず…!)

(注意:ここでは、学問的な厳密さは重視していません。アカデミックな手続きは非常に価値があることは理解していますが、言葉の厳密性を追求すると、どうしても緊張感をもって読み進めないといけないので、ここでは、「ライト」にお伝えしていきます。)

有声音と無声音の違い、知りたいですか?知りたいですよね。分かりました。OKです。そしたら、まず、喉に手を当ててください。準備できましたか?そしたら、次は、何かしらの文章を声に出して読んでみてください。(電車やバスの中にいる人は、小さな声でどうぞ。)

すると、どうでしょう。喉が震えていることに気が付きませんか?そうなんです。有声音は、喉を震わして発する音なんです。ちなみに、肺からの空気によっ て、この震えは生じています。一方で、無声音は喉を震わさない音です。ですので、無声音とされている文字を読むときには、喉を震わさないものなのです。(ここ、ポイントです。)

どうして、ここがポイントなのでしょうか?それは、日本人の日本語の発音の癖と関係があります。日本語では、母音だけ、または、子音+母音で発音しています。或いは、そのように発音をするものだと思いこんでいます。(実際には、日本人も子音だけの発音をしていることが多々あります。詳しくは、次回の母音の話でお話します。)

次回の母音の話→早く知りたかった、日本語の母音の発音との違い【1ヶ月英語発音攻略シリーズ】

そのため、丁寧に発音しようとすると、子音+母音となってしまい、必然的に有声音になってしまいます。母音を発するときに声帯が震えるのは、喉を触りながら「あいうえお」と言ってみるとよく理解できるはずです。(めっちゃ喉が震えますよね?)なので、無声音として発音すべきところが有声音となってしまっているケースが起こりやすいということが考えられます。

だからこそ、「喉を震わせる」か、それとも「震わせない」か。これを意識するだけでも、「日本人っぽい」発音から抜け出せるというわけですね。

有声音と無声音の違いをもっと具体的に見てみると…。

さて、それではここで、実際に文字を参照しながら、有声音と無声音の違いを捉えていきましょう。以下の3つのペアの文字をそれぞれ発音していってください。あ、先程、注意したように、発音するときには母音が入り込まないように注意しましょうね。

  • t, d
  • p, b
  • f, v

お気づきの方もいらっしゃると思いますが…。左側の文字は無声音で、右側の文字は有声音でしたね。上で挙げたペアは、声帯を震わせるかの違いしかありません。音を発するポイントは、それぞれ同じです。

t, dは、口の中の上部の硬い部分に舌をくっつけておいて、一気に息を吐くことで発せられます。その時に、喉を震わせればdとなりますし、喉を震わせなければtとなります。

p, bに関しては、上唇と下唇をくっつけておいて、その状態から一気に息を吐くことで発せられます。その時に、喉を震わせればbになりますし、喉を震わせなければpとなります。

そしてf, vは、上の歯を軽く、本当にかる〜く下唇にくっつけておきます。そこから、一気に息を吐きだします。すると発せられます。その時に、喉を震わせればvになりますし、喉を震わせなければfとなります。

発音できましたか?あなたは、ここまでで有気音と無声音の違いを理解しましたよね。なんとなく、知っていたことが「理解」のフェーズへと一歩レベルアップしたわけですね。とは言え、「できるようになる」には、まだまだ実際にやってみる必要があります。

  1. 知らない
  2. 知る
  3. 理解する
  4. やってみる
  5. できるようになる

「できるようになる」には、このような段階を一歩ずつ進んでいく必要があるので、ぜひ今回のお話を踏まえて練習をしてみてくださいね。

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フォニックスのルールは絶対ではない!【1ヶ月発音攻略】

2017年5月17日 by 石崎力也

こんにちは。

前回は、「発音できるようになるとこんな良いことあるよね〜」というお話をしましたね。

※前回の記事↓

英語の発音が上達→リスニング力UP以外にもありがたい効果が…?

その記事の中で、

  • 英語の発音はある程度であれば、「誰でも」矯正できる。

ということをお伝えしました。

そう。「誰でも」です。(あ、「ある程度」ってのもきちんと理解してもらう必要はあります。とは言え、その「ある程度」を修正するだけでも、だいぶ「ジャパニーズイングリッシュ」から抜け出せますし、そこから抜け出せると、間違いなく自信がつきます。(厳密には、練習プロセスで堂々と発音できるようになると思います。)

で、自信が付けば、もうこっちのもんですよね?そこからはポジティブループに入っていきます。使うのが楽しくなるし、使うから英語力が上がっていきます。

だからこそ、発音を矯正することは大きな意義があるわけです。で、その発音矯正の手段を一連のレクチャーでお伝えしていくつもりなのですが、その一つが今回の記事タイトルにある「フォニックス」なんですね。(あ、ここから、フォニックスを知らない方のための説明に入るので、ご存知の方はシュッシュッと下へスクロールして、次の見出しを御覧ください。)

 

「ん?フォニックス?何それ・・・?」

フォニックスについて知らない?あぁ、大丈夫です。ここで、きちんと説明します。あ、でも、主観的な説明だけだと、ちょっと信ぴょう性にかけるかもしれないので、まずは、以下のWikipediaのフォニックスの項目からの引用を御覧ください。

フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。

出典:Wikipedia

どうですか?「フォニックスって何?」という疑問は、解消されましたか?「もうちゃんと理解できたよ〜」というのであれば、次の見出しに進んでいただいてOKです!でも、もしかしたら、ちょっとよくわかんない部分もあるかもしれないので、もうちょい分かりやすくお伝えします。

日本語では、「あ」は「あ」ですね。でも、英語のa(エー)は「エー(便宜上、カタカナを使ってます)」ではありません。たしかに、cakeなどではa(エー)は「エー」ですが、areaとかamazingとかって「エー」ではないですよね?

つまり、英語では、「文字の名前」と「その発音」とが、必ずしも一致していないというわけです。でも、それだと、子供が文字を読むようになるのが困難です。そこで、「◯◯のときは、△△」というような「規則・ルール」を活用することで、「読み」を簡単にしているわけです。

※フォニックスのルールは絶対ではない。

ただ、ちょっと注意しておきたいことがあります。それは、フォニックスのルールは絶対ではないことです。例外もあるわけです。ですので、「100点満点じゃないと気がすまない!ルールはルールだろ!」という完璧主義の方は、できるだけ肩の力を抜いて、「あ〜、言語だから、例外があって当然だよね〜」くらいの気持ちで取り組むようにしましょう。

ですので、

  • 「完全にネイティブスピーカーのように発音できるようになりたい」というのが最終目標の人。
  • 「ちょっとでもキレイな発音できるようになって、外国人の方に道を尋ねられたときに『Sorry?』って聞き返されないようにしたい」というのが目標の人。

などと最終的なゴールは異なるかもしれませんが、フォニックスで学んだことに関しては、「あ、これが一発で読めるようになったぞ!」と加点方式で自分の成長を捉えていくようにしていきましょうね。

では、次からは、実際にフォニックスのレクチャーに入っていきましょう。

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新形式対応! TOEIC Part7攻略のために知るべき4つのこと

2016年7月5日 by 石崎力也

さてさて、ついに最後の山であるTOEIC Part7まで来ましたね。TOEIC攻略で一番大きな山はPart3・4だというお話はしたと思いますが、2番目に大きな山はこのPart7です。一筋縄ではいかないところがありますが、やることをやればTOEIC800点のためのスコアを取るのはそれ程難しいことではありません。

しかし、いいですか。何度も言うように一番力を入れるのはPart3・4ですからね。日本人は概してリーディングが得意だと思ってPart7の対策を一生懸命しますが、そこをETSは見抜いています。Part7は一定量の勉強である程度のスコアが取れますが、それ以上行くには本質的な実力が必要になるので時間がかかります。本講座の絶対ルールであるTOEICはPart3・4中心に攻めるという方針から逸れて、Part7対策に時間をかけすぎることは絶対に避けるようにしてくださいね。

◆目次

  1. TOEIC800点のためのPart7正解数
  2. Part7の解答時間は?
  3. Part7の解答の順番は? SP~TPまでの流れ
  4. Part7だけの練習は効果がない?

本レクチャーではお話しする内容は上記のとおりです。まずはPart7の正解数について見ていきましょう。

TOEIC800点のためのPart7正解数

以下の太字の部分がPart7ですね。

TOEIC Part7 目標正解数

まず問題数ですが新形式では48問から54問に増え、リーディングの半分以上を占めるようになりました。でその中でのTOEIC800点のための正解数ですが、ずばり43問です。正解率でいうと79%。新形式TOEICになってPart7は大変になったものの、54問中43問正解するというのはしかるべき対策をとれば決して難しい話ではありません。この講座ではそのために必要なことを1つ1つ手ほどきしていきます。

Part7の解答時間は?

次にPart7の解答時間についてです。これはPart5対策のところでもお話しましたが、Part5・6で合計20分使い、Part7には55分残します。55分あれば1問につき約1分かけることができます。このパートの一番の対策は時間をかけるということ、これに尽きます。

Part7に入る頃には上級者でない限り基本的に頭が疲れているので、冷静に解くべき問題とそうでない問題の見極めをするためにも時間確保が絶対の条件なのです。疲労と時間的プレッシャーのダブルパンチを食らうと、まずまともな判断ができません。

Part7の解答の順番は? SP~TPまでの流れ

次はシングルパッセージ~トリプルパッセージまでの解答の順番についてお話します。下に僕が実践している解答の流れ図を乗せておきます。

TOEIC Part7 解答の順番

上の図が僕が実際に公開テストでやっている方法です。まずシングルパッセージ①(以下SP①)の147~167番までを解き、そのあとにSP②の168~175番に行きます。そしてここで選択をします。もしSP②168~175番が解けそうならそのままの順番(図の上段の順番)で解答し、難しそうだと判断したらダブル・トリプルパッセージ(以下DP/TP)問題を先に問いて、そのあとSP②168~175番に戻って解答をします。

なぜこんな解き方をするかというとSPの後半の問題は難しいことが結構あるからです。旧TOEICではここにアーティクル問題があることが多かったですが、新形式では長めのチャット問題が置かれることが多くなりそうです。SP168番に入ってすぐに「ダメそう」と感じたら、躊躇なくDP/TPに移って、こちらを優先して解答してください。

Part7だけの練習は効果がない?

よくパート別対策でPart7だけの問題演習をする人がいますが、その方法ではあまりスコアアップは見込めません。なぜなら最初に言ったようにPart7に入るときにはかなりスタミナを消耗していて、その状態で演習をしなければ練習にならないからです。

僕は高校の時バスケ部だったのですが、練習中フリーの状態でいくらシュートが入っても試合ではなかなか入りません。それは実際の試合のラリーの中での疲労、相手のプレッシャー、そういった要素がフリーの状態の練習には入っていないからです。TOEIC Part7もそれと同じです。スタミナというTOEICで非常に重要な要素を意識しながら、勉強していかないとなかなかスコアが上がりません。なのでこのレクチャーでPart7の攻略法を学んだら、徐々に2時間1セットの演習での回数を増やし、その条件で何問正解できるのかを意識するようにしてください。今回のレクチャーは以上です。

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TOEICパート7トリプルパッセージを攻略するのに必要な3.5コの対策!〜新形式対応の公式問題集 をやってまとめてみた〜

2016年6月11日 by 石崎力也

48355557 - success.

こんにちは、根本です。

2016年5月29日でTOEICが新形式になりました。変更点も多く、話題となっていますね。ということで、今回は新形式になってから導入された、トリプルパッセージの解き方について書いていきたいと思います。

リーディング全般に言えることも載せておりますので、ぜひ読み進めてみてください。

[Read more…] about TOEICパート7トリプルパッセージを攻略するのに必要な3.5コの対策!〜新形式対応の公式問題集 をやってまとめてみた〜

Filed Under: TOEICリーディング Tagged With: 3.5, 7, TOEIC, まとめ, やっ, トリプル, パッセージ, パート, 公式, 問題, 対応, 対策, 必要, 攻略, 新形式

【トリプルパッセージ攻略】解き方のコツは◯◯|TOEICpart7

2016年6月2日 by 石崎力也

 

こんにちは、橋本です。

 

2016年5月からのTOEIC新形式問題にはトリプルパッセージが加わりましたね。

 

あ~、ダブルパッセージ問題も苦手なのに…。

 

このように感じている人にとってはなかなかつらいかもしれません。

 

でも、安心してください。

解き方のコツを抑えておけば、実際にはそこまで大きなカベではありません。

 

というわけで、今回は解き方のコツについて抑えていきましょう。

「クロスリファレンス問題の攻略→捨てる・・・。」え?

ダブルパッセージ問題もそうですが、私たちがpart7で嫌なのって結局はクロスリファレンス問題なんですよね。

ですので、トリプルパッセージ攻略というよりかは、複数の文書を参照して回答する必要のある問題を攻略しようってのがメインになってきます。

 

※こちらの記事(「part7で時間がない!汗」←え、精読?全部ガチで読むの…。)でも記述しているように、順番通り、ステップバイステップで取り組んでいけばその他のタイプの問題の解答自体は特に問題がないはずですからね。

 

クロスリファレンス問題に時間かけすぎてる。汗

という感覚が他の設問の正答率に影響してるんですよね。

 

ですので、どうしても苦手意識が拭えないのであれば、そして、あなたの目標スコアが800なのであればクロスリファレンス問題は思い切って捨てたほうが良いですよ。

 

でも、こんな事言ってしまっては身も蓋もないように聞こえるかもしれません。汗

というわけで、具体的な解答の手順についても紹介します。

(ただ、解けない問題を捨てるってのはすごい大事な基本戦略の一つであることは抑えておいてください。)

 

ダブルパッセージ・トリプルパッセージ問題は全部読んでから解く

※「全部読む」について追記で補足しています。

 

クロスレファレンス問題に対応したいのであれば、全部読んで解く方が良いです。

(設問は先読みする。)

というのも、複数の文書のどの部分とどの部分が関連性のある箇所なのかというのは、通して読んだほうが捉えやすいからです。

 

具体的な手順としては、

  1. 設問に目を通す。
  2. 関連部分を見つける。(あえて、テクニック的なことを言うのであれば、「固有名詞への注目」「パラフレーズの意識」が合ったほうが良いです。)
  3. 関連部分を読む。
  4. 選択肢から解答。

といった感じです。

 

でも、先ほども述べたように、800を目標スコアにしているのなら、あえてクロスレファレンス問題を攻略しようとしなくてもOKです。

実際には、全部のクロスレファレンス問題が難しいわけではないですし、数問は解けます。

ただ、難易度の高いクロスレファレンス問題は結構しんどい(=時間がかかってしまうもの)ものもあります。

 

そして、これまた先ほど述べたように、

クロスレファレンス問題への意識が集中しすぎるがために本来解けるような設問を誤答してしまう

というのが1番問題です。

 

裏を返せば、ダブルパッセージ・トリプルパッセージの問題も解けるような問題をしっかりと攻略していけば問題ないというわけですね。

 

まあ、実際には、結構解けるようになってると思うけど…。

 

「無理なら捨てるようにしよう。」と推奨したわけですが、動画レクチャーでお伝えしていることを取り入れていれば、クロスレファレンス問題も解けるようになっていると思います。

だって、「複数の文書を処理する」って典型的な「ながら作業」ですもん。

 

というわけで、ダブルパッセージ・トリプルパッセージ問題の攻略に関して最後にまとめると、

  • 捨てることでリソース配分を再考しよう。
  • 「設問を読む→関連部分を見つける→関連部分を読む→選択肢を参照」が解き方。
  • ワーキングメモリを意識したTOEIC学習をしていれば、攻略できるはず。

って感じになります。

 

以上、TOEIC新形式問題攻略のためのトリプルパッセージ対策術でした。

 

【追記】

「全部読む」について補足~TOEICトリプルパッセージ攻略法~

ご覧のように、この記事では「全部読む」という対策をお伝えしています。

 

ただ、「全部読む」となると

  • 「読んだ情報を覚えていられない」
  • 「全部読んでたら時間が足りない」

などという不安も出てくると思います。

 

というわけで、これらの2つについて説明を補足したいと思います。

 

ワーキングメモリとTOEICのリーディング

まず「読んだ情報を覚えていられない」ということに関してなのですが、これは上でもちらっと触れているようにワーキングメモリを鍛える必要があります。

 

ワーキングメモリを鍛えると、「ながら作業」ができるようになります。

TOEICで言えば、「英文を読みながら、その読んだ情報の一部を保持する」ということが可能になります。

ですので、「文章はちゃんと読んだはずなのに、忘れちゃうんです(´・ω・`)」という人は、このワーキングメモリを鍛えるのが重要になります。

 

では、一体どのようにしてワーキングメモリを鍛えれば良いのでしょうか?

 

その答は単純です。

解決策は、ひたすらTOEICのpart7の問題を解くことです。

何度も何度も反復してください。

同じ問題でも良いんで、ひたすら反復してください。

 

TOEICのpart7の問題で、「文章はちゃんと読んだはずなのに、忘れちゃうんです(´・ω・`)」が原因で解けていないということは、ワーキングメモリの力が足りていないことを意味しています。

ですので、TOEICのpart7を何度も取り組みましょう。

そのうち、次第にワーキングメモリの力も付いてきます。

 

もちろん、TOEICのpart7以外にも、「日本語、英語問わず、何かしらの文章を読んで、記事のポイントを振り返る」というトレーニングなどでもワーキングメモリは鍛えられます。

しかし、あなたの目的が「TOEICでハイスコアを取ること」であるならば、「ワーキングメモリを鍛える」という手段が目的になってしまっては本末転倒です。

ですので、繰り返しTOEICのpart7に取り組むことでワーキングメモリを鍛える方がオススメというわけです。

 

さて、それでは次に「全部読んでたら時間が足りない」という不安について解消するための方法をお伝えします。

 

チャンクと記憶と読み返し

まず、そもそもなんですけど…。

読むのに時間がかかり過ぎる原因は、たくさんの要素から成り立っている場合がほとんどです。

  • 単語力
  • 文法力
  • パラフレーズ力
  • 英語の主張構造の理解
  • ワーキングメモリ

などを始め、色々なことが原因であなたのリーディングのスピードは遅くなっています。

 

ですので、「コレを改善しよう」というのを指摘するのは非常に難しいです。

メルマガ読者さん限定でクローズドで募集しているマンツーマン指導ではその辺りもサポートできますが、やはり一般的に「コレが原因である」と断言するのはとても難しいです。

 

しかし、「最も大事な要素は?」という問いを投げかけられるのであれば、「塊を捉えられていない」という要素を答として挙げたいと思います。

 

恐らく、「塊を捉えるって何?」と思う人もいるでしょう。

ですので、まずは簡単に「塊を捉える」ということについてお伝えします。

 

「塊を捉える」というのを、例を用いて説明します。

 

では、以下の文章を見て、どんな訳語になるか想像してみてください。

我今年可能去東京

 

中国語なんて知らなくてもなんとなく想像できませんか?

これは、「私は今年東京に行ける」って意味です。

分からない点があったとしても、「今年」「可能」「去=行く≒去る」「東京」などから色々と想像できましたよね?

 

これを可能にしているのが、私たちが自然と行った「塊を捉える」という行為です。

私たちは知らないうちに、「我」、「今年」、「可能 去」、「東京」という捉えていて、そのおかげで「我今年可能去東京」の意味を推測できたのです。

 

この中国語の例からお伝えできるtipsは、「塊を捉えることで、意味のある情報として捉えられる」ということです。

 

では、次に英文を例に挙げて、記憶の視点から「塊を捉える」ということを考えてみましょう。(こちらは先ほどのワーキングメモリ的な話も少し絡んでいます。)

 

I’m supposed to pass the project-paper that my boss assigned yesterday by next Monday.

こちらの文章を「塊を捉える」と、I’m supposed to pass [ the project-paper that my boss assigned yesterday ] by next Monday.という具合になります。

 

日本語的には、「私は昨日上司が課したプロジェクトペーパーを来週の月曜日までに提出することになっている。」という文章を、「私は、昨日上司が課したプロジェクトペーパーを、来週の月曜日までに、提出することになっている。」という具合に読点を打つイメージで考えると良いかもしれません。

 

さて、それではこのお話と記憶とはどのように関わっているのでしょうか?

 

そもそも、ここで繰り返しお伝えしている「塊」というのは、プリンストン大学元教授のジョージ・ミラー的に言えば、「チャンク」に当たります。

ミラーは心理学や言語学などの研究者だったのですが、ミラーは以下のような主張をしています。

  • 一度聞いただけで直後に再生するような場合、日常的なことを対象にする限り記憶容量は7個前後になる。(マジカルナンバー)
  • ただし、複数のチャンクをグループにし、より大きな1つのチャンクにすることで記憶容量を増やすことができる。

したがって、英文を上の色分けのようにグループとして捉えることで、15個の単語から成り立っている英文を、たった5つの情報として捉える(=マジカルナンバーよりも少ない情報の塊として捉える)ことに成功しているというわけです。

で、マジカルナンバーよりも少ないチャンクで捉えているので、「アレ、さっき言ってたことってなんだっけ?」ということがなくなり、読み返しが減り、それ故リーディングの速度がUPすることにつながるというわけですね。

 

さて、「全部読む」に対して感じる不安について述べてみました。

 

今回の記事を読んだ上で、

  1. ただ漠然とがむしゃらに努力する。
  2. ここでお話したような理論を、必要な分だけ知り、大きなフレームワーク(枠組み)を掴んでから、実際に練習する。

の2つの選択肢があるなら、あなたはどちらの選択肢を選びますか?

 

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「【重要】TOEICPart4攻略の7つのコツ!」とか書きたいけど…。

2016年5月12日 by 石崎力也

 

こんにちは、橋本です。

今回はPart4の攻略についてです。

 

でも、タイトルに書いたように、Part4だから特別新たに取り組む必要のあることって無いんですよね~。

つまり、ここまで説明してきたリスニングの意識改革の話とPart3攻略のテクニックを駆使すればそれでOKなんです…。

 

すみません。

 

よくあるバズ記事のように、かっこ良く「7つのコツ!」みたいな感じで決めたかったんですけど、無いもんは仕方ないです。

 

でも、Part4とPart3は全く一緒というわけではありません。

 

というわけで、今回はいつもPart4が苦手なせいで、得点を捨てることになってしまっているあなたにPart3との違いを踏まえてお伝えしたいと思います。

 

※まだPart3の箇所で説明した先読みや解き方についての記事を読んでいないのであれば、先に以下の記事を御覧くださいね~。

【大損】TOEICPart3,4のコツ:先読み→目をつぶるについて

【TOEICPart3の先読みのコツ】選択肢と抽象・具体とは?

 

では、ここからはこの記事の本題に入っていきましょう。

 

Part4はモノローグ→パラフレーズ(言い換え)に要注意

 

Part3とPart4の最大の違いは話し手の人数です。

 

で、もちろんモノローグだからパラフレーズが多くて、複数のスピーカーがいるからパラフレーズが少ないなんてことを言うつもりはありません。

 

でも、モノローグはパラフレーズを理解していないと途中からいわゆる「念仏」状態になってしまいますよね。

(念仏=内容が全然入ってこない状態。)

 

というのも、

  • 主張は一貫する
  • 同じ表現の繰り返しは嫌われる

という性質があるからです。

 

少しずつサポートセンテンスは変わりつつも話の内容は一貫しているのが論理的な主張ですよね?

 

具体的には、主張には理由付けとデータを伴うので、理由付けとデータの部分で主張の一部が別の表現でなされていたりします。

 

ここで、モノローグと複数のスピーカーとの違いを考えてみましょう。

モノローグでは、話し手の交代がないですよね。

 

ですので、音声が連続することになります。

というわけで、パラフレーズを意識しておかないと話の流れについていけないということが生じやすいというわけですね~。

 

なので、パラフレーズが苦手なのであれば、しっかりとパラフレーズを意識しておきましょう。

 

2016年5月からの新形式問題の図表問題はどのような対策をすべき?

 

2016年からスタートする新形式問題の変更が気になっている人もいると思います。

あなたももしかしたらその一人かもしれませんね。

 

で、その変更点として、Part4に関わる部分としては、

  1. 話の主旨を汲み取るようにする。
  2. 図表問題の追加。

などが顕著なものとして挙げられています。

 

で、1に関しては特別な練習は必要ないですよね。

 

しっかりと「主張→サポート」という構造を理解して聞いていけばOKです。

 

で、少し注意しておきたいのが2の方です。

2の図表問題はマルチタスキングになります。

 

つまり、複数のことを同時にしましょうってことですね。

 

おれは一途なんや!

同時に複数のことはできん!

 

こういう人は多いでしょう。

(ビジネスの場とかでも同じかも?)

 

ですので、慣れていないとあたふたすることになると思われます。

たとえ読まれている英文そのものは容易なものであったとしてもです・・・。

 

ですので、「自分はヤバイかもしれないなぁ・・・。」と思うのであれば、流していいと思います。

「これかなぁ~」くらいの軽い気持ちでマークを塗れば良いのではないかと思います。

 

一応回答の手順として進めたい方法をお伝えしておくと、

  1. 設問を読む。
  2. 図表を見ながら音声を聞く。
  3. 解答する。

といった感じになると思います。

 

ちなみに、マルチタスキングという行為そのものに負荷がかかるでしょうから、流れる英文自体は簡単なのではないかなと予想しています。

まあ、ワーキングメモリトレーニングに取り組んでおけばマルチタスキングには強くなると思いますよ~。

 

というわけで、今回はPart4攻略のためのいくつかのポイントについてお伝えしました!

 

 

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【頻出】TOEICPart3の設問パターン8つを攻略!

2016年5月4日 by 石崎力也

 

こんにちは、橋本です。

今回はTOEICPart3で頻出の設問パターン8つを紹介です。

 

「TOEICPart3で頻出!」という表現はなんだか安っぽく聞こえますが、英語のコミュニケーションでよく用いられる表現集でもあるので、軽んじることなくしっかりとインプットしていただければと思います。

 

さくっとTOEIC800を取るためにも、今回紹介する設問パターンを意識しながらリスニングの学習(特に、復習)に取り組んでいただければと思います。

 

やりたいこと、やるべきことがたくさんある中で、勉強するためにも、この辺の効率化につながるフレームワークを上手く活用することは、TOEIC以降にも使える勉強の取り組み方なので、今回のような効率化をもたらすフレームワークと上手に向き合って、成長できるビジネスパーソンになってくださいね~!

 

では、そろそろ本題に入っていきましょう!

 

設問パターン1:主題を問う

主題を問うタイプの設問は、

What are the speakers mainly discussing?

のような表現が顕著ですね。

 

話の全体像を掴む能力はどんどん重視されてきているようなので、どのように会話が進んでいるのかを把握できるようにしましょう。

 

設問パターン2:時間を問う

時間を問うタイプの問題はシンプルです。

ご存知のように、When~という表現ですね。

 

これは特に問題ないでしょう。

 

設問パターン3:場所を問う

こちらは時と同じように簡単のように思われますが、時間を問うタイプの設問よりは難易度が高いかと思われます。

というのも、以下のような設問は話の全体像を理解しておく必要があるケースもありうるからです。

Where are the speakers discussing the problem?

 

明らかに消去できる選択肢ばかりで構成されることも少なくないですが、上手く選択肢を仕込めば正答率が下がる設問になりえます。

 

設問パターン4:オファーを問う

これは設問にofferが設問に入っているパターンですね。

What does the woman offer to do?

などですね。

 

公式問題集で出会ったら復習時にパラフレーズされている表現をチェックしておきましょう。

設問パターン5:提案を問う

suggest, recommendなどの単語が含まれる設問ですね。

もちろん別の表現方法でも「提案」を表すことはできます。

(結局のところはパラフレーズ力が大事なんですよね。)

 

設問パターン6:職業を問う

これは、インタビューしている場面とか電話の内容から推測することになります。

ですので、これも全体像を把握する力が求められる設問タイプですね。

 

Who most likely is the man?とか、occupationやkind of companyなどの表現でも問われます。

 

設問パターン7:音声の次の場面に予想されること

この設問タイプではwillやmost likely, nextなどが頻出ですね。

  1. 困ってるんだよね~。
  2. 俺がしとくよ~。

みたいな話の流れで問われることが多いです。

 

設問パターン8:理由を問う

これは、シンプルにWhy系の設問ですね。

目的であれば、purpose, to doなどの表現が用いられることも想定されます。

 

全ての設問パターンを網羅する必要はない

ここまで8つの設問パターンを紹介してきました。

でも、実際には分類しようと思えば、もっと細かく分けられます。

 

ただ、設問パターンを完璧に網羅することを目指すのであれば、他のTo doをしっかりとこなす方が効率的です。

 

完璧を目指すのは大事ですが、「設問パターンを把握しておく」というのは「TOEICでハイスコアを取る」という目的の手段に過ぎません。

ですので、このような「成果に繋がりにくい努力はしない方が良いと思いますよ~。」ということですね。

 

というわけで、成果につながるような努力をするために、適切な努力も学んでいきましょう。

学び方を学んでいない人は忙しくなったら勉強できなくなるので、「負け」ちゃいますからね。。。

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TOEICリスニング攻略に知っておくべき“無駄な”勉強法!

2016年4月17日 by 石崎力也

こんにちは、根本です!

今回は、TOEICの勉強に無駄な勉強法をお話ししていきます。

なんで、無駄な勉強法をお話ししていくかというと、いらない(やらない)勉強法を知ることで、やるべき勉強法が分かってくるからですね。

それで、いらない勉強法というのは、次の2つが挙げられます。

・BGMリスニング
・洋楽・洋画

 

BGMリスニングやっちゃってるけど、、、

これはやってる方が多いんじゃないでしょうか?実は、僕も1時期やっていました笑 BGMリスニングとは、聞き流すリスニングですね。これだと、ただ音声を右から左へ受け流しているのと同じです。

「右から左へ受け流す」ってどっかで聞いた事あるような気がしますが、まぁどうでもいいです笑

脳科学者の茂木健一郎さんは以前、TOEICの内容はつまらない、よくあんな試験できるなっておっしゃっていました。僕もつまんねぇなって思いながらTOEICやってましたね笑 でも、TOEICのスコアが欲しいから我慢してやっていたという感じですね。

TOEICはモチベーションが重要ってことは、僕は何度も言ってますね。詳しくは下記をごらんください。

なんで短期間でTOEIC800を取れるのか?

なので、そんなつまらない音声を聞き流すだけだったら、自分が好きな音楽聴いていた方がはるかにいいです。モチベーションが上がりますんで。

話が飛びましたが、そもそもBGMリスニングでスコアが上がっていくほど単純ではありません。リスニングはしっかり集中して聞かないと音声を理解できるようにはなりません。

 

“精聴”が必要なんです。

 

TOEICの音源を聴いていて、理解できなければ理解できるようになるまで、繰り返し聞かないとTOEICのスコアは上がってきません。今現在、BGMリスニングをやっているあなた、すぐやめましょう!スコアが上がることはありません。

洋楽・洋画はいいんじゃないの?

いや、TOEIC800にはいらないですね。よく、「TOEICの勉強には映画がいいよ!」って書いてある記事とかがありますね。TOEIC600以上の人は日本語字幕でみようとか、700点以上の人は英語字幕でみようとか、800点以上の人は字幕なしでみようとか。これって、かなり無駄な勉強法なんですよね。そもそも、何を根拠に字幕で見るとか、字幕なしで見るのかわからないですしね。

何がともあれ、TOEIC800の人が映画を字幕なしでみても、全く理解できません。全くは言い過ぎかもしれませんが、ほとんど理解できません。なので、それはリスニングの勉強をやっていることにはなりません。

ということは、TOEIC600、700の人がやったらもっと無駄ですよね?GoogleでTOEICにオススメな洋画を探しているあなた、無駄ですよ!その検索してる時間も無駄ですし、探して、ヒットした映画を見る時間も確実に無駄になります。

実は、もう一つTOEICの勉強に必要ない勉強法があるのですが、それはまた別のところで1つの記事としてお話ししますね。

今回は、無駄な勉強法をお話ししていきました。こういった勉強法を排除していけば、自然とTOEIC800が取れる勉強法を確立できます。なので、これを機にあなたの勉強法を見直してみてはいかがでしょうか?

Filed Under: TOEICリスニング Tagged With: TOEIC, おく, リスニング, 勉強法, 攻略, 無駄, 知っ, 知ろ

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