• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • ホーム
  • TOEIC塾 10ヶ条
  • 英語飯 10ヶ条
  • このサイトについて
  • 講師について
  • オンラインスクール

英語ができない人のための通信講座

ライターはみんな現役の英語教師。英語、英会話、TOEICの勉強法をお届けする日本最大級のキュレーションメディアです。TOEIC800以上の日本人、外国人がライターとなってこのHPのコンテンツを作成しています。

  • TOEIC塾3.0
    • 理論編
    • 実践編
  • 英語飯
    • LEARN
    • USE
    • EARN
  • 英会話塾

脱落

音の脱落は不思議じゃない【1ヶ月英語発音攻略シリーズ】

2017年6月12日 by 石崎力也

「音が脱落することがあります!」

たぶん発音とかリスニングに対して誠実に向き合ってきた方なら、このような話を一度は耳にしたことはあると思います。あ、「これまで聞いたこと無い=不誠実」なんて言ってるつもりないですからね。ここで初めて出会ったとしても、やはり、出会っているわけですので。。。

まあ、それはさておき。「音の脱落」ってのは、なんだか特殊っぽさが出てますが、そこまで不思議な話でもないんですよね…。というわけで、今回は具体例を交えつつ、「音の脱落」を攻略するためのお話をしていきたいと思います。

音の脱落が起こるのは、当たり前。

いつも通り、結論ファーストでいきます。「音の脱落」が起こる理由は、ズバリ、「その方が楽ちんに話せるから」です。逆に言えば、わざわざ面倒くさくなるような発音の仕方はしません。

となると、ここで1つ大事な視点が生じるはずです。それは、「何が楽ちんか?」という視点です。どうですか?あなたは、英語を話す人にとって「何が楽ちんか?」ということが想像できますか?

実は、この「何が楽ちんか?」という問い、回答するのはそこまで難しくはありません。日本語でも同じようなことが起こるからです。例えば、「たこやき」という単語。この単語を発音する時、takoyakという具合に、最後のiを脱落させている人は実は少なくありません。たぶん、最後のiを意識して「たこやき」と発音するとちょっぴり違和感さえ感じると思います。「たこやき」のアクセントは、「や」の部分にありますからね。(日本語は基本的にはピッチアクセントですが。)

要は、そこまではっきりと発音しなくてもいい部分は、「テキトー」に発音することで楽をするというわけですね。ここまでの話を踏まえれば「すっ」と入ってくると思うのですが…。結局は、日本語においても、英語においても、別にそこまではっきりと発音しないでも伝わるような音―弱母音のschwa(シュワー)など―は、脱落が起こるというわけです。楽ちんのために。

ちなみに、具体的に単語と消失される音を幾つかあげるようとすると、

  • familyのi
  • historyのo
  • universityのi

などがピックアップできます。

そして、同様の理由から、

  • t
  • d

これら2つの音も「脱落」が生じやすいと言われています。例えば、

  • exactly
  • kindness

などは、これまでに学んできた母音と子音を意識して発音すると、「あれ?tとかdとか言いにくいな…。もう、取っちゃおう」って気持ちになれるはずです。

これが単語間レベルでも起こるので、例えば、

  • don’t know

などは、カタカナ表記でも「ドンノー」となってますよね。「カタカナ表記=私たち日本人も捉えられていること」なので、don’t knowのtはあえて発音しないで良いというのは、すんなり理解できるのではないでしょうか?

というわけで、今回は音の脱落についてお話してきました。最後にポイントをまとめると…

  • 音の脱落は、楽ちんのために起こる。
  • 基本的な発音(母音・子音)をしっかりと練習すれば、そこまで意識せずとも、「あ、ここ発音しにくいかも…?」という部分で消失が起きていることがあることに気づける。
  • 消失が生じやすいのは、シュワー・t・d。

という感じですね。ではでは、今回は以上です。

P.S.

「シュワーって何?」と感じている人は、以下で説明しているのでご確認してみてくださいね。

RとLの違いを学び、母音+Rに応用しよう【1ヶ月英語発音攻略シリーズ】

 

Filed Under: 発音 Tagged With: 1, ない, シリーズ, 不思議, 攻略, 発音, 脱落, 英語, 音

Copyright © 2019 · News Pro on Genesis Framework · WordPress · Log in