• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • ホーム
  • TOEIC塾 10ヶ条
  • 英語飯 10ヶ条
  • このサイトについて
  • 講師について
  • オンラインスクール

英語ができない人のための通信講座

ライターはみんな現役の英語教師。英語、英会話、TOEICの勉強法をお届けする日本最大級のキュレーションメディアです。TOEIC800以上の日本人、外国人がライターとなってこのHPのコンテンツを作成しています。

  • TOEIC塾3.0
    • 理論編
    • 実践編
  • 英語飯
    • LEARN
    • USE
    • EARN
  • 英会話塾

社会人

社会人こそduo3.0!理由と勉強法を紹介【1ヶ月英単語シリーズ】

2017年6月20日 by 石崎力也

  • 「あ〜、忙しい」
  • 「学生時代にしっかりと英語を勉強しておけばよかった」
  • 「最近は記憶力が落ちてきたから、単語暗記がしんどい…」

社会人になると、なかなか英語の学習を進めるのが大変ですよね。特に、少しずつ積み上げていくことが必要な語彙は、苦労の種になっていることでしょう。どうでしょう?

私は、忙しいビジネスマンこそduo 3.0を使うべきだと考えます。というわけで、今回は、「duo 3.0を使うべき理由」と「duo 3.0を用いた勉強法」を記憶の特徴について触れながらお伝えしていきます。ちょっと長めの文章になるので、通勤中とかちょっとした休憩時間にこの記事をご覧のあなたは、タブを閉じて見失うということがないようにご注意くださいね。

それでは早速見ていきましょう。

duo 3.0の例文はストーリー性がある。だから、覚えやすい。

duo 3.0の例文はストーリー性があります。section12から幾つか例文を取り上げて確認してみましょう。

We cannot turn our backs on desperate people who are at risk.

The parliament decided to provide developing countries with financial aid.

Some say British monarchy should be abolished. What do you think?

duo 3.0 section12より

これら3つの例文は一貫して、政治に関する例文ですね。いや、別に他の単語帳(単語学習書)でも「政治」というsectionがあって、ひたすら政治に関する単語が載っているなんてことは往々にしてあります。ただ、duo 3.0は、各例文が独立していないことに特徴があります。

例えば、上で引用した例文はそれぞれ

  1. 「危機にさらわれ、わらにもすがる思いでいる人々を、私たちは放っておけない」
  2. 「議会は発展途上諸国に財政援助を行うことを決議した」
  3. 「英国の君主制は廃止されるべきだと言う人もいるけど、あなたはどう思う?」

という日本語訳が与えられていますが…。これらの例文から、私たちは、それぞれ以下のようなイメージが想像できます。(上の例文の日本語訳と対応関係にあります。)

  1. いわゆる「人権派」の活動家たちが肩から斜め掛けしたメガホンで街中の人に声をかけているようなイメージ。
  2. 1番の人権派活動家の声掛けで世論が「彼らを助けよ!」と傾いたことで議会が動いたイメージ。
  3. 2番で援助することに決めた国家が君主制であることから、「そういえば、俺らの国も君主制だよね?」という話の流れから発された言葉のイメージです。

このように例文間でストーリーがあるので、とても覚えやすいという特徴があります。あ、でも、「ストーリー性あるというよりも作ってる感強くないか?」とか「しかも、作るときもかなりこじつけ間強くない?」と感じる人もいるかもしれません。このような声へのレスポンスとしては…。まあ、後者の印象については否定できません。

でも、ストーリー性に関しては、他の単語帳と比べると優れています。それに、こじつけてでも、イメージを想像し(例文の場面を画像で想像し)、「連合―つながり」を作る行為は、覚えるという点において非常に役に立ちます。連合を豊かにし、精緻化させることは、経験記憶をリッチにすることになりますからね。

「社会人―大人は、小学生とか中学生のように丸々すべてを暗記するようなことはできない。だからこそ、たとえこじつけでも、情報と情報を連合させ、経験記憶を作るのは大事です。」というのは、前回の記事で具体例を用いて説明したとおりです。「牛タンと言語がつながる」という具体例のお話ですね。

【参考:前回の記事】

暗記と脳とネットワーク化〜具体例と共に〜【1ヶ月英単語シリーズ】

しかも、例文の場面を画像として想起し、ストーリーを見つけたときの「やってやったぜ感」はとても大きいです。ですので、ここで感情が揺さぶられるんですね。で、これまた、前回の記事でもお伝えしたように、右に左にぐわんぐわんと感情が動かされると、脳はそれを記憶する傾向にあります。なので、自分の頭の中で例文の場面をイメージ(画像)化し、それを、他の例文と結びつけストーリー化させることは非常に意義のあるduo 3.0の勉強法だと言うわけですね。(これまでの記事でもお伝えしていますが、「社会人―大人」は小学生とか中学生のような、いわゆる丸暗記は難しいので、記憶の特徴を活かした学習が必要です。)

duo 3.0の単語・熟語は解説が詳しい。だから、覚えやすい。

duo 3.0は単語・熟語の解説が詳しいという特徴があります。同じ意味をもつ単語だったり、似ている単語だったり、ニュアンスの説明だったり、語源だったり、たくさんの解説がそれぞれの単語・熟語についています。とは言え、がむしゃらに覚えようとしても暗記することはできません。もちろん、ある程度は暗記できますが、長期記憶への定着はなかなか難しいです。これについては、東大の池谷裕二さんの『高校生の勉強法』について触れた以下の記事でお伝えしています。

【参考】

記憶力の衰えを感じるなら海馬に媚びよう【1ヶ月英単語シリーズ】

なので、無理やり関連語を覚えようとする必要はありません。本当に必要ないですからね。大事なことなので、繰り返しました。(『高校生の勉強法』を読めば分かるように、そのような暗記=無理やり詰め込む暗記はむしろ逆効果ですからね)。そうではなくて、先ほど触れた「連合→精緻化」を行って経験記憶を豊かにするために、「ふむふむ、こういうつながりがあるんだな」と納得感を得るために、上手く活用してほしいんです。「既知」の情報を上手く「つなげて」ほしいんですね。

というわけで、これらを踏まえた上でオススメのduo 3.0の勉強法が、「熟読・理解」という勉強法です。単語帳の使い方としては、一般的にはひたすら反復することが推奨されています。なので、その逆をいく勉強法になりますね。ただ、「分かった。でも、具体的にどのように熟読・理解すれば良いの?」という疑問がありそうです。そこで、先ほどのSome say British monarchy should be abolished. What do you think?という例文を用いて、熟読・理解の方法をお伝えします。

例えば、上の例文の中にmonarchyという単語が出てきますが、この単語の解説部分を読むと、

君主国、君主政治【mon(o)(単独の)+archy(統治)】

□monarch:名詞―君主[国王・女王・皇帝など](sovereign)

と書いてあります。ここで、「あぁ、君主国って一族が政治を継承する国のことだな。」「monarchyのmonってのはモノクロのモノのことか。ここで、一族の「一」って要素が入ってるわけやなぁ。」「あ、archyってアナーキーとかのarchyだよね。」「おぉ、sovereignってソブリン債とかのsovereignなんか!しかも、reignってduo 3.0の例文のどこかで出てきたな! 」などなど、たくさんの発見・納得感が得られます。

気づきは、こんな感じでササッとメモ書きします。「ササッと」やるのがポイントです。ダルいことは継続できないですからね。

ただ、もしかしたら「君主国」という日本語から「一」という言葉が連想できない可能性もあります。そうなると、「一」と「mono」のつながりが途絶えてしまいます。ですので、これを避けるために、きちんと理解していない言葉はググるようにしましょう。ググった上で、つながりが見いだせなかったら、「こじつけ」を活用しましょう。

それでは、最後に復習用CDを用いた勉強法についての紹介です。

duo 3.0の復習用CDでひたすら反復しよう。

さて、ここまでは結構スマートな勉強法をお伝えしてきました。しかし、先にお伝えしておきますが、今からレクチャーするduo 3.0の復習用CDを活用した学習法は、正直かなりしんどいです。でも、間違いなく糧になります。たくさんたくさん繰り返すことで、英語のリズムだとか音の強弱だとかを「方法記憶」としてインプットできるようになります。こうすることで、「使える」英単語力をつけることにつながります。※方法記憶(手続き記憶):簡単に言語化しがたいような記憶で、意識しなくとも使うことができるという特徴がある。

具体的な方法としては、

  • 復習用CDをいつでも聞けるようにしておく。
  • 毎日、すべてのsectionをシャドーイングする。(1時間ですべての例文に触れることができる。)

という方法です。ただ、毎日section1〜section45までのすべてを、それも英文を見ないでシャドーイングするとなると、どうしても挫折の可能性が高くなってしまいます。ですので、ここは脱完璧主義でOKです。

具体的には、

  • 毎日、半分は聞くようにする。(例えば奇数日は前半、偶数日は後半という具合に決めておくと良いですね。)
  • シャドーイングできないときには、口とか舌の形だけ整え、「エア」でシャドーイングする。

といった感じですね。

これ、最初はめちゃくちゃしんどいと感じるはずです。でも、ビジュアルの情報だけでなく、オーディオの情報もインプットすることで、duo 3.0の例文とそこに含まれている英単語・英熟語を身につけやすくなります。なので、最初は大変だと思いますが、上手く時間を区切るなどして、毎日CDを使ってシャドーイングを行うようにしましょう。

以上が、社会人だからこそオススメしたいduo 3.0の特徴と勉強法でした。(ただ、短期間でなくてもいいからゆっくりと語彙力を付けたいという人もいると思います。そんなあなたには、別の方法もお伝えできるので、その別の方法については、次回の記事をお待ち下さい。)

Filed Under: 単語・熟語 Tagged With: 1, 3.0, duo, シリーズ, 初心者, 勉強法, 理由, 社会人, 紹介, 英単語

スピードリーディング 無料相談/昨年まで社会人として働いていたのですが、再び大学にいきたいと思っております。

2014年6月5日 by 石崎力也

石崎さま

はじめまして◯◯と申します。
TOEICを勉強しているものです。
昨年まで社会人として働いていたのですが、再び大学にいきたいと思っております。
そのために12月の試験までにどうしても最低800点必要なのです。もちろん900点を目指したいのですが…
3月から勉強をはじめましたが、おっしゃられるように、いわゆる息詰まると勉強法をの勉強(見直し)に転じてしまうのです(笑)
ネットのヘビーユーザーではないので、最初にひっかかったTOEIC勉強法、youtube動画を拝見し石崎さんのサイトにピンときました!
そこでまずメルマガを登録させていただきました。教材を購入しようと思っているのですが、
①総合的なものと
toeic塾
http://thisisenglish.jp/cram-infotop.html
Toeic戦略論
http://toeicsenryakuron.dousetsu.com/strategy.html
②パート別のもの
先読み訓練
http://rikiyaishizaki.com/sakiyomi/s9475.html
スピードリーディングと文法
http://rikiyaishizaki.com/speed/s8603.html
といくつか魅力的な教材を見つけてしまいました(笑)
教えていただきいのは①総合的なものは、②パート別の教材も網羅しているのかということと、
すべて購入するのが一番の近道(合理的)なのかなどをご教示いただければ幸いです。
(網羅的にその内訳説明やブログを読んだわけではありませんので説明箇所があったのであればすみません…)
大変ご多忙とは存じますがよろしくお願い申し上げます。
—————————————————————————-

ご連絡ありがとうございました。

ありがたいご感想もありがとうございます。
再び学問の道に足を踏み入れられるのですね!応援しております。
結論から申し上げますと
●TOEIC塾とTOEIC戦略論の違いは以下の記事にて解説しております。
※結局はTOEIC塾がTOEIC戦略論の大幅アップデート版なので、確実な成果をあげられるためにはTOEIC塾をオススメしております。

【質問】「Toeic戦略論」と「Toeic塾」との関係性がわかりません。

●総合的なモノはパート別も網羅しているかについて
なんかこれ書いているとステマっぽくなってしまって嫌なのですが
パート別のものは文字通りコンセプトがパートに絞って「成果を最大化」することに
焦点を当てていますので、もしもその分野に苦手意識があるのならご検討をオススメいたします。
◯◯様の目標が実現するよう祈っております。

Filed Under: 受講生の声 Tagged With: いき, し, スピード, リーディング, 働い, 大学, 思っ, 昨年, 無料, 相談, 社会人

Copyright © 2019 · News Pro on Genesis Framework · WordPress · Log in